マゾ時計のコンセプト

実用的である。一応時計として実用的であるべき。

安い。価格はかなりの優先事項。といっても実装コストは度外視なのでマゾ時計と呼んでいる。実装コストが高くても提供価格が安ければよい。安い部品は大抵安定供給されているが古くさい「枯れた技術」の場合が多い。結果、マゾ時計の技術も一昔や二昔前の技術である。

無駄にオーバースペック。「無駄に」がポイント。本来時計に48×32の16階調表示など必要ないしUSBでパソコンにつながる必要はないが、考えてはならない。ちなみに通常の構成でMPU(CPU)が4つ動いてるのは、無駄に凄くしたかったからではなく、これがローコストな方法だったから。


貧乏開発。開発ソフトやハードに金をかけない。ことソフトについては今回はOS(Linux)やコンパイラ(avr-gccやsdcc)などすべて無償。これは、マゾ時計を手にした人も同じくローコストに開発できることを意味する。